2.データ型

Perlでデータを扱う場合、指定されたデータ型以外は使えません。
Perlで扱える代表的なデータ型は、次に示す3タイプです。

データ型 内  容
スカラー 数値または文字列
配列 値のリスト、数値のインデックスを持つ
ハッシュ 値のリスト、文字列のインデックスを持つ

データは数値や文字列として、そのまま使ったり、変数に格納して使用します。
変数とは、電卓にあるメモリのようなもので、データのを格納、取り出し、変更ができます。
変数を作るには、データ型識別子+文字列を書くだけです。

データ型 識別子 使用例 解  説
スカラー $ $abc $abc=10;
$def="xyz";
スカラー変数は数値でも、文字列でも格納できます。
文字列は"(ダブルクォーテーション)または、'(シングルクォーテーション)ではさみます。
配列 @ @abc @abc=("efg", "hij", "op");
@def=(1, 2.5, 4)
各要素は[ ]で囲んだ数値で操作できます。
$xyz=$abc[1]; この場合$xyzには "hij" が入る
ハッシュ % %abc %abc=(,"1","one","2","two"3,"three"); 各要素は{ }で囲んだ文字列で操作できます。
$xyz=$abc{"1"}; この場合$xyzには "one" が入る


それでは、各々のデータ型について例題を交えながら、詳しく解説していきます。

戻る 次へ