公開鍵認証用の鍵ペアの作成

PuTTYやWinSCP3で公開鍵認証をするための準備として、PuTTYgenを利用してキーペア(公開鍵、秘密鍵)を作成ます。
WinSCP3をデフォルトでインストールした場合、PuTTYgenもインストールされています。
[タスクバー:スタート]→[すべてのプログラム]→[WinSCP3]→[Key tools]からPuTTYgenを起動させてください

  1. 起動画面
    SSH2 RSAを選択し、Generateボタンを押してください


  2. キー生成画面
    キーの生成が始まります。
    進捗を示すバー(緑色)が最大になるまで、Key枠内でマウスカーソルを移動させてください。
    マウスの移動で乱数を生成します。


  3. 鍵生成完了画面



  4. 秘密鍵のパスフレーズでの暗号化
    秘密鍵をパスフレーズで暗号化することで秘密鍵が盗まれても、パスフレーズが分からなければ安全です。
    [Key]オプションの[Key passphrase]欄にパスフレーズを指定してください。
    確認のため、[Confirm passphrase]欄にも同じパスフレーズを指定します。


    [Key comment]欄は、パスフレーズの入力時にコメントとして表示されます。
    自由に入力してかまいません。
    Save privete keyを押します。

  5. 秘密キーの保存
    秘密キーの保存画面を表示します。
    適当なフォルダーに保存してください。


  6. 公開鍵の保存
    [Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys2 file]欄には公開鍵が表示されています。
    この内容をクリップボードにコピー(マウスを右クリックしコピーを選択)します。


  7. 公開鍵のメモ帳への貼り付け
    メモ帳等のテキストエディッタに6でコピーした内容を貼り付ける(ペースト)。
    これをファイルとして保存します。
    ファイル名は、authorized_keys とします。


  8. 公開鍵をサーバーへコピー
    公開鍵をサーバへコピーします。
    WinSCPを起動させてください。


  9. 公開鍵のコピー
    7 でセーブした authorized_keys をWinSCPで.sslの下へコピーします。


以上で公開鍵認証でのログイン準備は完了です。
次は、公開鍵認証でログインできるように、WinSCPとPuTTYの設定を行います