ファイルを読み書きするには、ファイルにハンドルを割り当てる必要があります。
ファイルハンドルは任意の名前を付けることができますが、唯一の規則として、すべての文字を大文字で記入しなければなりません。
ファイルにハンドルを割り当てることをファイルを開くと言います。
ファイルを開くにはopen関数を使用します。
モード | 例 | 意味 |
読込み | open(IN,"<file_name") | file_nameを読込み用で開く ファイル名の先頭に<を付ける |
書込み | open(OUT,">file_name") | file_nameを書込み用で開く ファイル名の先頭に>を付ける |
読み書き両用 | open(FILE,"+>file_name") open(FILE,"+<file_name") |
file_nameを読み書き両用で開く ファイル名の先頭に+>または+<を付ける 左欄の両ステートメントは同じ意味 |
<ファイルを閉じる>
ファイルを閉じるにはcloseを使います。
しかし、Perlはプログラムの終了時にファイルを自動的にcloseします。
また、すでに開かれているファイルをopenしようとした場合でも、自動的にcloseしてからopenします。
したがって、closeはほとんどの場合行う必要はありませんが、高度なプログラムを作る場合、ファイルをcloseしなければならない事があります。
プログラムの読み易さから言っても、closeをする習慣を身に付けておいた方がいいでしょう。
<エラー処理>
ファイルへのアクセスでは、エラー処理は欠かせません。
この項ではエラー処理については触れませんが、実際のプログラミングではエラー処理は必須の処理です。
この話題は「Wevプログラミング」で解説します。