***HPクリエイターのためのCGI講座 第14回***
3.6 その他演算子


<バインド演算子>

演算子 演算子名称  意  味
=~ バインド演算子 パターンマッチ、置換等の結果を得ます
!~ バインド演算子・否定型 バインド演算子の否定型です

文字列のパターンマッチ、置換、変換結果を得るために使われます。
詳細については「5.文字列操作」で解説しますが、バインド演算子の動きを例題を交え
て、簡単に説明しておきます。

$string = "abcdef";
$string =~ /ab/;
1が返ります
$string =~ /Ab/;
NULLが返ります
$string !~ /Ab/;
1が返ります

/(スラッシュ)は、文字列を探す働きをする演算子です。
/ab/は文字列 "ab" と一致する文字列を探します。


<範囲演算子>
数値や文字の範囲を指定します。

print (1..10);
12345678910を出力します
print (A..G);
ABCDEFGを出力します


<カンマ演算子>
すでに、配列の設定のところで出てきましたね。

@arry = (10,20,30);
配列@arryに 10,20,30 が設定される


<条件演算子>
条件を評価し、真であれば1つ目の文を、偽であれば「:」(コロン)以降の2つ目の文を
実行します。

$a=10;
$b=20;
($a < $b) ? (print "true") : (print "false");
この場合"true"が出力されまする。


演習プログラムの虫食いのところを、色々変えて確認してみてください。


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講師:ALK alk@arkland.co.jp
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